setsugen - R18 Sheet Music


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ワインの味が分からない人間の心の闇


自分が高級ワインの味と思っていたものが、
実は樽の匂いであったことが判明し、
ハイソサイエティーへの呪いと
無駄に進化した自分の樽検出能力への怒りを
募らせてます。

調べたら、
「樽香」なんていうワイン用語があるとのことです。
味音痴で申し訳ないけど
正直美味いまずいはよく分からず、
なんか高級そうなシチュエーションとかぶるなーと
しか思ってませんでした。
主役のブドウならまだしも容器の薀蓄とか、分からんですって。
高級だったら、分かりやすく
巨峰まるごと入れてくれよ、巨峰。

「1980年フランス、○○地方、【特大】果実24個入り」

的な。

「美味しい」とか「楽しい」とかって
究極的には本人が決めるはずなのに
ワインは「この違い分かりますよね?ね?」
庶民に冷や汗をかかせるような空気が重苦しい。

気にいらねえ。

叩き上げで商売に成功し、
真の意味で社会貢献したような人に、
「金銭面ではうまくやっているが文化人ではない」などと
言い出す貴族らがいて、
文化人コンプレックスの日本人が
ワイングラスをくるくる回し始めて、
モーツァルトは全て美しいとか言いだすんだ。
で、それを笑う音大生が、
好きな曲はベルクのピアノソナタですとか
言うんだ。

何もかもが気にいらねえ。

いただきもんのワインがもう一本眠ってるんだよね。
で、雰囲気的に
けっこういい樽使ってそうな感じなんだよね。


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